SSD化したMacのディスクの割当て

前回の記事でSSD 化してしばらく使っていますが快調に使えていて満足してます。

ただ、やはり何でもかんでもSSDに入れるにはちょっと容量は少ないです。
最近はデジカメの写真やムービーなんかも高画質化でファイルのサイズが大きくなっていますし。

というわけで外部USB2接続のHDDを併用していますが、その割当てを考えてみたいと思います。

まずシステムはSSDにインストール（システムは10.6.8）

次にユーザーの領域をどうするかを考えます。

考えてみたら、ユーザー領域にあるライブラリフォルダの中に
各アプリの初期設定やアプリ用キャッシュがあり、これはSSDにしておいた方がアプリの早さの面ではいいと思うので
ユーザー領域はSSD内にとることにします。つまり普通にシステム環境設定のアカウント設定でユーザーを作ります。

（ちなみに、システム環境設定のアカウント設定で、アカウントのリストのところを右クリックして詳細設定画面を出すと、ユーザーのホーム（/Users/ユーザー名）をどこにするかは好きなように決めることができます。ここで外部HDDをユーザー領域として設定することもできます。）

このままだと、iPhotoなどがホーム内の「ピクチャ」フォルダを使おうとしてしまうので

外部HDDのピクチャフォルダからのエイリアスをホームに作っておきます。
「ピクチャ」や「ムービー」、「書類」はこれでOKだと思います。

「ダウンロード」はちょっと厄介で、ゴミ箱に入れようとすると「このフォルダはシステムが使います」的なアラートが出て消せません。
消す方法もあるんですが、ダウンロードしたものをまめに整理するか、Safariの環境設定でダウンロード先をHDDにすればいいかなと思ってそのままにします。

「ミュージック」…これも外部HDDからのエイリアスで問題なさそうでしたが、GarageBandを起動したときに「Music/Garagebanフォルダを確認してください」みたいなことを言われます。なので「ミュージック」はシンボリックリンクを作ります。

シンボリックリンクはターミナルを起動し、 「 ln -s 元のフォルダ 作成したいシンボリックリンク 」というコマンドで作ります。
「 ln -s /Volumes/USBHDD/Users/ユーザー名/Music /Users/ユーザー名/Music 」と言った感じです。
フォルダのアイコンがミュージック用のものにならなかったり、日本語「ミュージック」フォルダではなく「 Music」フォルダになってしまうかもしれませんが、気にしないことに。

その他「サイト」などはあまり使ってないのでそのままに。もしこれも外部HDD領域を使いたい場合はシンボリックリンクを使うことになると思います。

あとは、SSDの早さを活かしたいものをSSD内に置くことにしました。
例えば音楽ソフト用のサンプリング音のライブラリなどです。

ただ、Appleの GarageBand や MainStage 、これの音源ライブラリは合わせると20GB程度（だったかな？）で結構容量を食ってしまうので これらは外部HDDに置くことにしました。
このインストールについてはちょっと面倒だったので、次回書くことにします。