modo601メモ：キャラクターのアクターとかポーズとか

2012年3月にリリースされたLuxology modo 601。

念願のボーン作成機能なども搭載され、ゲーム制作ソフトのUnity向けにキャラクターを作ったりとかもやりやすくなりました。
自分は302をずっと使ってたのですがこの機会にバージョンアップ！（302とか601とか言うのはバージョン名です。普通のソフトだと3.0.2みたいな感じ）

302にも簡単なアニメーション機能はあったのですが、さすがにバージョン三つも増えてると機能が大幅に増えててわからないことだらけ…
ということでメモ的に書いてます。

いろいろあるけど、まずキャラクターのActor、Action、Poseと言う機能。

modoのチャンネルと言う概念をちゃんと理解していなかった。というのもありますが、ポーズ付けたはずなのに記憶してくれない…とか
わからなかった部分がちょっとずつわかってきたので書いてみます。
Luxologyの用意したチュートリアルの動画もわりと充実してるんだけど、肝心の部分が「ほら、こんなのができました」って飛んでたりしますw

まずボーンを用意します。ホントならモデルの側を作ってボーンを仕込むんでしょうけど、
拙作BVH Loaderでインポートしたボーンを元にしてます。（BVH Loaderについては別に書きます）
画面はボーンだけでやってますが、スキンをバインドした状態でも同じです。

Actorを作る

1. ルート以下のボーンを全て選んで
   
   


2. 左下のActorのNewボタンで、新規にアクター作成

この時に、「From Selected Items」で全部のアイテムを入れるのがポイントなんですね。

これを知らなかったので、ルートのボーンだけ選んでやってポーズが付かない。とか悩んでました（笑）

そうするとActorのグループができて、そこに今選んだアイテムが入っているのが確認できます。

（後からここにドラッグアンドドロップでアイテム追加もできます）

ポーズの記憶方法

1. ルート以下全てを選択し、Key position channnels to selected Items とKey Rotation channnels to selected Itemsで
   チャンネルを作成。（チャンネルの横が赤丸になる）
   
   
   


2. poseツールなどで、ポーズを作る。


3. Pose横、Storeボタンを押す。「Actor Items」を選ぶと、アクターの新規ポーズが記憶される。


4. もしくはポーズに記憶したい部分を選択し、Storeボタンの「Selected Actor Items」で部分的にポーズ付けも可能

これでポーズが記録されます。

アクション

1. ActionのNewボタンで新規アクション作成


2. 最初のフレームでポーズを作り、Actor横のKeyボタンを押す


3. あとはフレームを動かしてアニメーション作成

動画

BVH読み込みスクリプトについて

動画中のBVH読み込みスクリプトは、https://github.com/dky2496/BVH-Loader-Script-for-modo
こちらからダウンロードできます。が、現在の所(2012/04/10)は、modo上のボーンにモーションデータを当てはめる機能は開発途中ですので搭載してません。動画では一応できてますが、まだ初期段階なのでちょっとお待ちください。

modo